浦安聖約キリスト教会

放蕩息子から神の子へ

M.Hさん 男性

転げるように落ちていった一年前

私は、まさに放蕩息子そのものでありました。
酒に溺れ、絶え間なく妻と口論し、またその虚しさから酒へという悪循環を繰り返していました。
わずかばかりの貯蓄もなくなり、サラ金地獄へあと一歩の所というところまで転げるように落ちていました。
これが一昨年前の私でした。

長い海外赴任中の出来事

結婚して間もなくブルガリアに1年半、その後も、バングラディッシュに半年、サウジアラビアに1年半と建築関係の仕事で単身赴任を余儀なくされ、家庭を顧みる間もない日々が続きました。
私は自らに与えられた責任を全うするために、全力を投入する日々でした。
一方、妻は日本でひとり、乳のみ児をかかえ、不安と虚しさの毎日だったのです。

サウジアラビアの現場にいた時の事です。
忘れもしない1月2日。夕方の5時、電話が鳴りました。
「ご自宅からです」という声に、不吉なものを感じながら電話に出ると、「長女が急性肺炎で入院した。もうこんな生活は耐えられないからすぐに帰って来て欲しい」という泣き声とも、叫びともつかない妻の声でした。
現場を任されている身として帰る事は出来ず、励ますだけしかできませんでした。
また実家の両親に連絡をし、その事を頼むばかりでした。

ばらばらになった家族の中で

帰国後、家族の表情から明るさが消え去り、私に対する批判ばかり続く毎日でした。
この心の隙間は埋めることができず、家庭の中に自分の居場所がないような空虚感を感じる日々でした。
海外で身についた飲酒の習慣で、その虚しさを紛らすように意味もなく一人で飲む毎日が続き、その度に妻と口論を繰り返していました。
そうこうするうちに、借財に家計が破綻寸前まで到った時、妻が実家に援助を求め、救ってくれたのです。

知らせを受けた父は、尼崎から飛ぶように上京してきました。
19歳で洗礼を受けたクリスチャンである父は何も言わず、「なぜ、妻にも親にもここに到るまで、何も言わなかったのか。神様におゆだねするしかない。」と言って、その足で浦安教会の斉藤牧師のところへ向かいました。
私も妻と共に訪ねました。

斉藤牧師は心の内からふりしぼるように、初対面の私のために、とりなしの祈りをしてくださいました。
そのとき、声を上げて泣かんばかりの感動が私の全身を満たし、肩が震え、落ちる涙を拭うことさえ忘れていました。

約束された聖書のことばを握って歩む人生

1994年1月15日、ビリーグラハム大会に教会員の方から勧められて参加し、心の中に
「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」(ヨハネ第一の手紙 1章9節)
の聖書のことばが与えられ、神を信じ、イエス・キリストを受け入れる決心をし、イースターの時に受洗致しました。

私のような罪にまみれ、赦される事すらかなわない者でも、憐れみを施してくださる神の愛を知り得た事は、なんと希望のあることでしょうか。

今は家庭の平安と、言い表すことの出来ない恵みの生活をさせて頂いています。

受洗の時に与えられた聖書のことば
「しかし、この方を受け入れた人々、すなわちその名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」(ヨハネの福音書 1章12節)
を抱いてこれからの人生を歩みます。

知恵の泉

よい分別と知識を私に教えてください。私はあなたの仰せを信じていますから。 旧約聖書 詩篇 119篇66節
日本聖約キリスト教団 浦安聖約キリスト教会 牧師 羅 宇植 〒279-0022 千葉県浦安市今川2-10-5 Tel&FAX 047-353-2771
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