浦安聖約キリスト教会

心の奥底にあったのは・・・自己中心な思い

M.Sさん 女性

他の人たちとは何かが違う人々

私がイエス・キリストを信じ、クリスチャンとされたのは21歳の時です。

当時私は体の不自由な方々のリハビリテーションの施設で働いていました。
大学受験に失敗し浪人していた時、自分の生きる目的や価値がわからずに、思い悩んだ末に選んだ道でした。
自分なりに生涯をかけるつもりで、休みの日もボランティアとして一緒に音楽のクラブ活動をしたり、施設に入るまで家から出たことのなかった人たちに付き添って、外出したりしていました。また、正しいと思ったことは上司とぶつかっても貫くというようにして頑張っていたのですが、早くも2年目で行き詰まっていました。

そんな時、入所者の中に他の人とは違う数人の人々がいることに気がついたのです。
職員が何かしてあげても当たり前という人々の中で、彼らは重度の障害を持ちながらいつも明るく、小さなことにも感謝し、他の人たちをいたわるのです。私は彼らに関心を持ち、次第に親しくなるうちに彼らがクリスチャンであることを知りました。
彼らは私に何度も神様のことを話そうとしましたが、私は神などいない、自分の人生は自分で切り開いて行くものだと思っていましたので、いつも心の中で反発ばかりしていました。(後でわかったのですが、彼らは黙って私のために一年間祈り続けていてくださったのです。)

半年ほど経った冬の帰り道。嫌なことがあり泣きながら歩いていた時に、私は思わず心の中で「神様、あなたが本当にいらっしゃるのならわからせてください。」と叫んでいました。
その時はわかりませんでしたが、それが私の初めての祈りだったのです。神様はそんな挑戦的な私の祈りにも答えてくださいました。

「あなたは罪人です」

翌年の5月。3日間、夜開かれる特別な集会に行きたいのだけれど、車椅子を押してくれる人がいないので一緒に行ってくれませんか?との彼らの願いに、私はしぶしぶ教会行きを承諾しました。
教会の会堂に足を踏み入れた途端、私はなぜか神様がおられることを強く感じました。また自分がそれまで生きてきた世界とは違う、実に清々しい世界を感じました。賛美、証し、メッセージ、どれもがビンビンと心に響きました。

そして神様は私の心にはっきりと「あなたは罪人です。」と語られたのです。
「とんでもない。私は真面目で正しい人間です。」私は心の中ですぐに反発しました。でもメッセージを聞き続けるうちに、私はいつしか反発を止めていました。

しかし施設の門限の8時半までに彼らを送らなければなりません。毎晩、集会の途中で、後ろ髪引かれる思いで私は教会を後にしました。

それから一週間、私は神様から語られた「あなたは罪人です。」という言葉を考え続けました。そうするうちに、今まで見ようとしなかった自分の心の奥底がはっきりと見えてきたのです。

私は体の不自由な方々のために一生懸命働いていると自分で思い、周囲の人々にもそう思われている。けれど、本当は他の人から良い人間に見られたいという虚栄心や、自分の生きがいを見い出したい自己中心な思いから働いていたに過ぎない。
彼らどころか友達も、妹たちも、両親さえも、本当に愛することも尊敬することもできない冷たい傲慢な人間なのだ。どんな時も他の人の方が悪く、自分は正しいと思っていた。しかし、本当に悪いのは私だったのかもしれない。

「神様、助けてください」

私はもう一度、そして、今度はひとりで日曜の夜の伝道集会に出かけずにはいられませんでした。その日はひとりでしたので、集会の最後までいられました。
メッセージの終わりに「今日イエス様を信じ受け入れて、新しい人生の出発をしたい人はいませんか。」と招きがありました。私はすぐにも手を挙げたかったのですが、なぜかできませんでした。

でも帰ることもできず、椅子に座ったまま「神様、助けてください。」と心の中で叫んでいました。その時ひとりの婦人伝道師が私の隣に来て、ヨハネの第一の手紙1章9節の聖書の言葉を開いてくださったのです。

「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」

私はその言葉を素直に信じることができました。そしてその時、神様が心に思い出させてくださったすべての罪を神様に告白しました。祈り終わった時、言い尽くすことのできない深い平安と喜びが私の心に満ちて来て、涙が溢れ出て止まりませんでした。

その後、教会の様々な集会に出席し、聖書を読み進むうちに、イエス・キリストが、私の心の中の醜さ、弱さを全部知った上で、私を愛し、私の罪の身代わりに十字架にかかって神様の罰を受けて死んでくださったこと、だから私の罪は赦され神の子とされ、父なる神様を「お父様。」と呼び、祈れば聞かれる者とされたこと、イエス様はよみがえって今も生きていてくださり、いつも私と一緒にいて守り導いていてくださることがわかりました。

今でも変わらない導き

それから36年。
私はいつも不真実で、不信仰に陥ったり、罪に負けたり、失敗ばかりしていますが、イエス様はいつも真実で、私を愛し続け、赦し続け、正しい道へと導き続けていてくださいます。感謝です。

知恵の泉

よい分別と知識を私に教えてください。私はあなたの仰せを信じていますから。 旧約聖書 詩篇 119篇66節
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